2025年、令和七年となりました。

円安による海外旅行客の増加で喜ばしい一方で、オーバーツーリズムという言葉が流行語のようにメディアを賑わしています。

令和七年(2025年)1月31日(金)の話題

今日の話題は「はねず」です。

随心院では「令和7年度春季限定切り絵御朱印」のサンプルを掲載しています。

 切り絵御朱印の意匠は随心院の遅咲きの梅『はねずの梅』ということです。

 随心院の最大のイベントは『はねず踊り』。

   はねず踊り – 真言宗 大本山・隨心院

「はねず」とは、うす紅色のことを指す日本の古語

 とのことです。

ところで

「はねず」は漢字で「朱華」を筆頭に数々の当て字が使われています。

Webデザイナーからすると

 #F4A57A

という数値で指定される色になります。

平安時代は高貴な色として「禁色(きんじき)」とされていたとか。

クチナシと紅花で調合するとのことですが、すぐに退色する色ということから

「心変わり」を表す言葉として和歌などによく使われているそうです。

随心院といえば小野小町ですが

小野小町のエピソードとして特に知られているのが、深草少将の百夜通いである。小町に求愛した少将は、小町から百日間毎日通い続けたら受け入れると言われ、毎日欠かさず小町の元へ足を運び続けたが、九十九日目の夜に大雪のため願い叶わず凍死してしまったという伝説である。

小野小町とは – 真言宗 大本山・隨心院

この深草少将の伝承は説話や能などに繰り返し登場しています。

そして「はねず(心変わり)」とはむしろ反対の悲しい心情を、現代の私たちに伝えています。

令和七年(2025年)1月30日(木)の話題

今日の話題は「立春」です。

立春、そして節分が目前!

カウントダウン状態ですがメディアは立春の頃から強烈な寒波に襲われると注意を呼び掛けています。

京都だけでなく、全国的に強い寒波にみまわれるようです。

特に日本海側。

立春なのにぃ...

ということですが、暦の上での立春でして例年一番寒い時期であることは紛れもない事実だったりします。

立春というのは旧暦の元旦、つまり1月1日というのはよく耳にしますが正しくはないそうです。

立春は旧暦1月1日だという勘違いがあるが、ほとんどの場合は正しくない。旧暦1日は必ず朔(新月)だが、立春は朔に関係なく定められるため、多くの年は1日にならない。ただし約30年に1度、立春が朔と重なり、旧暦1月1日になる年がある(朔旦立春)。近年は1954年・1992年がそうで、次は2038年と予測される。

まさか約30年に一度とは...

ところで、お寺や一般のお宅の玄関で目にするお札

立春大吉

立春の時期は節分の時期でもあるので、追い払われた鬼たちがそこじゅうウロウロしているので

自分の家に入ってこないようにという意味が込められているそうです。

「大吉」というから、縁起を担いでいるのかと思っていました。

お寺では、新年の喜びを謹んで祝うという、年賀状の「謹賀新年」のような意味なのだそうです。

さらにお寺でも禅宗の曹洞宗では、道元の「立春大吉文」からきている法語なのだそうです。

はぁ~、いろいろあるものですねぇ。

いずれにしても寒い時期ですので暖かくしてお過ごしくださいマセ。

令和七年(2025年)1月29日(水)の話題

今日の話題は「コーヒー」です。

神戸市広報では「暖かい飲み物でホッと一息」と伝えています。

神戸もイイ感じの喫茶店が多いです。

なにせ日本最古の喫茶店といわれているお店が現役です!

ただしインド方面のコーヒー豆です(当時の貿易対象地域だったので)。

京都人も大のコーヒー好き。

今でも京都市内各所に昭和の喫茶店が生き残っています。

そのコーヒーなんですが、

皆様は「ホッと一息」、「ちょっと一息...」でコーヒー飲んでいますか?

「何よ、藪から棒に」

と、思われますよネ。

実は月刊京都を読んでて、ふと思ったのが

昭和の喫茶店の歌謡曲...頭に浮かんできた3曲ともコーヒーじゃなくて紅茶だよなぁ

  • ガロの「学生街の喫茶店」(♬ 訳もなくお茶を飲み ♬)
  • 柏原芳恵の「紅茶のおいしい喫茶店」
  • さだまさしの「パンプキン・パイとシナモン・ティー」

なんでかなぁ?

と思った次第です。

「なんでかなぁ」というと外国人観光客に聞かれる頻出問題!

  • 日本では休憩する時にコーヒーを飲むのは何故?
  • 日本では朝に喫茶店が開いていない!10時開店なんて信じられない

海外、特にアメリカ人は目を覚ます、気合を入れるためにコーヒーを飲むのが習慣です。

いや、コーヒーを飲むというよりカフェインを取ると言い換えても良いくらいです。

「コーヒーブレーク」、「コーヒータイム」は休むのではなく、カフェイン補充して「さぁ、がんばるぞ」なのだそうです。

「ファイト―!いっぱぁ~っ!」ですネ。

聞くところによると、アメリカはクルマ社会なので朝ガススタンドによつて給油やスナックをとるルーチンの人が多いそうです。

ガススタンドでは、大体フリーのコーヒーがヒーターにかかっていて、コーヒーで目を覚まさせるのが一般的だとのこと。

なのでコーヒーは焦げたような味で、けっして嗜好品として楽しむような味ではないそうです。

私は...というと

「日本では朝から開いている喫茶店は少ないけど、自販機が多いのでそこでコーヒーを買うんだよ」

とテキトーなこと言っています。

でも、思えば

学生の頃のコーヒーデビューは勉強する時に眠くならないように飲み始めたような気がします。

また「夜コーヒー飲むと眠れなくなる」という知人もいます。

でも、今はゆっくり一息。

コーヒー飲んでほっこりしてます。

というような、とりとめのない話をしていたら家族が一言。

「歳取ったから神経が鈍くなっただけじゃない?」

...(涙)

令和七年(2025年)1月28日(火)の話題

今日の話題は「壬生寺」です。

壬生寺では本日1月28日は「倶利伽羅剣」の特別御朱印を授与すると伝えています。

「倶利伽羅剣」というのは不動明王が右手にお持ちの剣です。

これは戦うための剣ではなく、煩悩を切り裂く剣ということです。

宗派教義により諸説ありなのですが「倶利伽羅剣」の「倶利伽羅」というのはというのは龍王のことです。

この龍王はそもそも不動明王の化身であるといわれることもあります。

さて、

壬生寺の宣伝協力をするわけではありませんが、節分の際には入手困難な福豆が今ならフラゲで購入可能です。

この福豆は、そんじょそこらの福豆とは違います。

豆政謹製なのです!

豆政と言えば京都人なら誰でも知っている、その名の通りの豆菓子専門店です。

今度は豆政の宣伝協力をするわけではありませんが、デパートの祭事場でも購入可能です。

豆政では御朱印ならぬ「御菓印」も授与!

京都では西尾の八つ橋などでもいただけますが豆政では時節に即したパターンがあって、この時期ですと節分仕様です。

さて、壬生寺の話題と言いつつ豆政の話題状態になってしまいましたが、最後に一言。

豆政の豆も良いけど、何と言っても茶団子!

修学旅行生のガイドをしていると超重要ミッションがお土産購入。

生八つ橋、京ばぁむ、阿闍梨餅、あぶらとり紙、...

など定番商品があります。

お手頃なのは低価格帯のお菓子。

例えば

ブラックサンダー(京都限定)、カール(関東で販売されなくなったため)ですが、

ここに豆政の茶団子!

(細かく言うと「京の茶だんご」)

「ええ~っ、豆屋さんでしょ、なのに団子?」

「お茶の団子~っ? いやだぁ~ みたらし団子食べたぁい!」

って思いますよネ。

私も思います。

でも美味しい!

上記生徒さんの感想は、他の学校の生徒さんも同様です。

豆政とは何の関係もない、宣伝しても何の得にもならない現役ガイドの私が

声を大にして言わせていただきます。

「是非一度ご賞味あれ!」

令和七年(2025年)1月27日(月)の話題

今日の話題は「狛犬」です。

清水寺の仁王門前の狛犬は大きな口を開けています。

素人写真なので画像が暗くてゴメンナサイ。

この狛犬に気付いた人からは

「あれっ?これ、狛犬?」

「あ・うんじゃないネ、なんで?」

と疑問の声が上がります。

なにせ清水寺の七不思議にも数えられるナゾだったりします。

ガイドさんでもテキトーなお話をなさる方がいます、と言うか、そう教えられたのでしょうネ。

「これは大きな声で仏の尊い教えを広めている様をあらわしている」

「清水坂の急坂を上ってきて疲れている参拝者を励ます意味で、大笑いしている」

よく考えたなぁという感じです。

実際のところどうなの?

ということなのですが、この形式の狛犬は清水寺に限らず京都市内でも見かけることができます。

日本全国にも、有名なところでは奈良の東大寺の南大門にもおかれています。

狛犬はもともと中国で霊廟を護るなどの目的で置かれた一対の霊獣(獅子)の像でした。

それが日本に伝わり、獅子と狛犬のペアとなり

さらに陰陽道の影響を受け、阿吽の日本様式が成立したと考えられています。

獅子と狛犬だけでなく、祀られている神様に合わせ眷属となっているケースもあります。

伏見稲荷大社の狐(狐に似た姿に見える眷属)の狛犬などがそうです。

狛犬だけで研究テーマになってしまうぐらい複雑で多様性に富んでいます。

さて、結論ですが

宋の時代の中国の霊獣が、清水寺にある大きく口を開いた一対の霊獣になります。

なので、鎌倉時代における最先端の情報として置かれたもののようです。

「なんだ、お前のところの狛犬は古いなぁ。どやっ、これが最新の狛犬だゾ。」

みたいな...

令和七年(2025年)1月26日(日)の話題

今日の話題は「喫茶店」です。

月刊京都の2月号は『昭和が香る喫茶店』です。

懐かしの昭和メニュー、ちゃぶ台があるほっこり古民家、くつろぎの純喫茶など、色あせないレトロ喫茶店の情報満載でお送りします!

と伝えています。

「喫茶店」というと昭和が全盛期でしたので、令和の現代でも喫茶店といえば昭和の雰囲気そのもの。

むしろ「この喫茶店って、令和っぽいよネ」なんてイメージが湧きませんよネ。

ところで京都市内には喫茶店がたくさん生き残っています。

なので京都人には行きつけの喫茶店もあれば、たまに立ち寄ったりする喫茶店が数件あります。

旅行ガイドブックやこういう書籍が出るたびに、自分の行きつけの喫茶店が掲載されてないかドキドキします。

恥ずかしいことに、あまり知られたくないということです...(器が小さい!)

皆様には行きつけの喫茶店はありますでしょうか?

令和七年(2025年)1月25日(土)の話題

今日の話題は「文化財防火運動」です。

京都市消防局は1月23日から1月29日まで市内各所の文化財において消防訓練や街頭広報など様々な防火行事を行うと伝えています。

こちらが今年の文化財防火運動のポスター。

西本願寺で1月23日に消防訓練がおこなわれた模様を伝えるニュースです。

この「文化財防火運動」では毎年、メイン行事として文化庁の視察やメディアを集めた訓練が実施されます。

今年の設定は

1月24日(金)午前10時に仁和寺の五重塔から出火し火災となった

です。

ところで「文化財防火運動」ですが

「文化財防火デー」は 1949年1月26日に奈良の法隆寺で火災が起き 国宝の壁画などが焼けたことをきっかけに 定められました。

この法隆寺金堂壁画の火災ですが、原因が

当時実施されていた壁画模写の画家が使っていた電気座布団から出火した

とされています。(私もそう聞きました)

でも、実際のところは原因は不明のままなのです。

電気製品は他にも電熱器などいくつか使われていたようです。

こんな大事件なのに原因が不明で良いの?と、心配になりますよネ。

原因が特定されなかったため、放火説というような憶測まで広がっています。

判明しているのは

  • 午前5時頃住職が朝のお務めをした際には異常はなかった
  • 午前7時20分に火災発生を確認した

だけなのです。

空気が乾燥している時期です。

日本でもアメリカでも大規模な山火事が起きています。

皆様も電気機器のみならず、火の元にはお気をつけてお過ごしください。

令和七年(2025年)1月24日(金)の話題

今日の話題は「神戸ルミナリエ」です。

神戸市広報では「神戸ルミナリエ」が始まると伝えています。

いやぁ~、キレイですねぇ。

期間は本日1月24日(金)から2月2日(日)までです。

もちろん私も観に行くのを楽しみにしています。

割と誤解されていて

「京都人は奈良や神戸、大阪には行かない」

と思われがちです。

「京都が一番だと、お高くとまっている」

というイメージなのかと。

もちろん、そんなことはありませんよ!

でも、滋賀にはあまり行かないかも...

こういうことを言うから嫌われますネ、ごめんなさい。

話を神戸ルミナリエに戻します。

「ルミナリエ」は日本語的には「祭典」とされているそうです。

しかしイタリア語だと「イルミネーション」。

そのままですネ。

神戸ルミナリエのデザインを手掛けたのはイタリア人ということもあり、

神戸ルミナリエでは「イルミネーション(電飾)」で良いそうです。

メイン会場は分散されていて、東遊園地、旧外国人居留地、メリケンパークです。

もっとも人気が高いのはメリケンパーク会場ですが、実はここ有料エリアです。

当日券は平日:1,000円、 土日:1,500円です。

前売り券は平日:500円、 土日:750円です。

割引券の割引率はけっこう良いので、是非前売り券を購入されることをおススメします。

半額ですよ!

安くない?

公式サイトはこちら:

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京都人は神戸に行かないと思われがち、の続きです:

京都人は大のパン好き。

スーパーでもパン売り場が複数あるのは京都ならでは。

(スーパーで造っているパン売り場、地元のパン屋さんのパン売り場、パスコなどの全国区のパン売り場、など)

京都のパンが一番美味しい!

と、思っています。

そんな京都人でも一目置くのが神戸。

神戸の人も

京都のパン???

それがどないしてん。

神戸のパンが一番美味しい!

と、思っているらしいです。

例えばメロンパン。

関東では丸い形ですが、京都ではラグビーボール形状。

(ちなみに丸いメロンパンは「サンライズ」という名前です)

でも、これ、神戸発祥説があります。

神戸ルミナリエ観に行ったら、神戸のパンも満喫しましょうネ。

神戸のパン、大好き!